


今回は、小工事として行った平屋屋根の雨押さえ取り付け工事をご紹介します。
現場では、平屋の屋根に段違いになっている部分があり、そこに取り付けられていた雨押さえが外れてしまっている状態でした。
その部分から風が入ってくるということで、新しく雨押さえを取り付けるご依頼をいただきました。
雨押さえは、屋根と屋根の取り合いや、段違い部分などで雨水や風の侵入を防ぐために大切な部材です。
今回の現場では、少し変わった形状の雨押さえが必要だったため、作業場で板金を加工し、現場の形に合うように準備してから取り付けを行いました。
屋根は縦葺きでしたので、隙間から風や雨が入りにくいように、面戸という部材もあわせて取り付けています。
屋根の段違い部分や取り合い部分は、雨仕舞いを間違えると、後々の雨漏りや風の吹き込みにつながることがあります。
小さな工事であっても、こうした部分をきちんと納めることがとても重要です。
今回は、雨押さえと面戸を取り付け、無事に仕上げることができました。



今回の現場では、屋根の雨押さえ工事と同時に、雨どいの交換工事も行いました。
既存の雨どいは金属製でしたが、あちらこちらで破損している状態でした。
お客様からも、雨どいを新品に取り替えてほしいというご依頼をいただきました。
これまで取り付けられていたものは金属製の雨どいでしたが、特に金属製にこだわりはないということでしたので、今回は一般的な塩ビ製の雨どいへ交換しました。
塩ビ製と聞くと、少し弱い印象を持たれる方もいるかもしれません。
しかし、私たちが普段使用している軒どいは「アイアン」という商品で、塩ビの中に金属が入っているため、一般的な雨どいの中でもしっかりとした作りになっています。
今回は平屋建ての建物でしたので、仮設足場は設置せず、脚立と足場板を使いながら、一か所ずつ安全に作業を進めました。
工事は約1日で完了しています。
仮設足場を設置すれば、作業はさらに安全になり、工事時間も少し短縮できる可能性があります。
しかし、足場を組む日、工事をする日、足場を解体する日と、最低でも3日間の日程が必要になります。
さらに、仮設足場代も追加でかかるため、お客様の費用負担は大きくなってしまいます。
今回のように、平屋で安全に作業できる条件がそろっている場合には、脚立と足場板を使用して工事を行うことで、費用を大きく抑えることができます。
屋根工事や雨どい工事では、必ず足場が必要な場合もあります。
一方で、現場の条件によっては、足場をかけずに安全に施工できる場合もあります。
大切なのは、ただ工事をすることではなく、安全性と費用のバランスを見ながら、お客様にとって無理のない方法をご提案することです。
小さな工事でも、雨押さえの外れや雨どいの破損を放置すると、雨漏りや建物の傷みにつながることがあります。
気になる症状がある場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
