こんにちは!屋根リフォーム相談窓口です。
今回は、静岡県三島市で行った棟積み直し工事をご紹介します。地震の影響で棟が崩れてしまったため、既存瓦を再利用しながら棟の復旧する施工の流れをご紹介します。
現地調査
ームページをご覧いただいたお客様より、「6月28日に発生した震度4の地震で棟が崩れてしまった」とご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。現地調査ではドローンを使用して屋根全体を確認したところ、棟の約半分が崩れ、瓦が落下する危険性がある状態でした。このままでは二次被害や雨漏りにつながる恐れがあったため、既存瓦を再利用した棟積み直し工事をご提案しました。また、緊急性が高い現場だったため、工事までの間に落下した瓦の片付けやブルーシートによる応急処置を行い、安全を確保しました。












40年以上経過した棟の場合は、早めの点検・補修が大切です。棟は屋根の最も高い位置にあり、地震や強風の影響を受けやすい部分です。見た目では少しのズレに見えても、内部の土や漆喰が劣化していると、次の地震や強風で一気に崩れてしまうことがあります。特に築年数が経過した瓦屋根では、定期的な点検を行うことで、大きな被害や雨漏りを未然に防ぐことにつながります。
既存瓦を再利用した棟の積み直し工事施工工程
①既存の棟を撤去
まずは既存の冠瓦とのし瓦を一枚ずつ丁寧に取り外していきます。
今回は既存瓦を再利用するため、割れや欠けが発生しないよう慎重に取り外し、保管しました。






②棟部ルーフィング
棟を撤去した後は、棟の両側にある桟瓦を2枚ずつ取り外し、瓦桟を交換するため古い瓦桟も撤去します。棟の下地部分へ新しいルーフィング(防水シート)を施工します。ルーフィングの上には新しい瓦桟を取り付けます。
棟は雨水が浸入しやすい部分でもあるため、防水シートを新しく施工することで、防水性能を高めます。












③棟積み直し・完成
ルーフィング施工後は、南蛮を使用しながら、のし瓦を一段ずつ丁寧に積み上げていきます。
今回は三段積みの棟となるため、水平や通りを確認しながら施工を進め、最後に冠瓦を取り付けて棟積み直し工事が完了しました。
崩れていた棟はしっかりと積み直され、安全性と耐久性を回復することができました。
既存瓦を再利用したため、屋根全体の景観を損なうことなく、美しく仕上がっています。
また、以前の棟は土を使用した昔ながらの工法で施工されており、長年の経年劣化によって土が砂状になり、棟を支える力が弱くなっていました。
今回の棟積み直し工事により、棟の強度を回復し、今後も安心してお住まいいただける屋根へと生まれ変わりました。












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