化粧スレート屋根のカバー工法で合板が必要な理由|低勾配屋根をレクトプルーフで改修

新しい屋根カバー工事が始まりました。

工事初日は職人1名で作業を行い、最初に屋根全体の雪止め金具を撤去しました。その後、既存の化粧スレート屋根の上から合板を張っていきます。

この日は、下屋根と2階の大屋根の一部について、合板の取り付けからルーフィングの施工までを完了しました。

屋根カバー工法では、既存の屋根に直接ルーフィングを張って新しい屋根材を施工する方法もあります。しかし、既存屋根の下地の状態によっては、そのままカバー工法を行うことができません。

こちらの屋根では雨漏りが発生しており、さらに既存の野地板には、幅120mmから150mm程度の板を隙間を空けて張る瓦屋根用の「バラ板」が使われていました。

このような野地板は瓦屋根用の下地であり、化粧スレート屋根の下地として使用するものではありません。当然、この下地をそのまま利用して新しい金属屋根を施工することもできません。

そのため今回は、垂木の位置を狙って合板を確実に固定し、新しい屋根を支えられる強固な下地をつくります。

また、下屋根は2寸5分勾配という緩い屋根で、一般的な横葺き金属屋根では最低勾配に近い条件です。そこで、今回は1寸5分勾配から施工できるレクトプルーフを採用しました。

既存屋根の下地と勾配を正しく確認し、その条件に適した施工方法と屋根材を選ぶことで、今後は安心してお過ごしいただける屋根に仕上げていきます。

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