


瓦屋根から金属屋根材のマックスハイプルーフへ葺き替える工事も、いよいよ最終日となりました。
屋根本体を葺き終えた後は、屋根の頂上部分や下り棟に棟板金を取り付けていきます。
棟部分には最初にケミカル面戸を取り付け、その上から下地となる木材を固定します。最後に下地の木材を覆うように棟板金を取り付け、雨水が入り込まないように仕上げます。
今回は下り棟の防水性をさらに高めるため、金属板金でお皿のような部材を製作し、通常とは少し異なる施工方法を試してみました。
マックスハイプルーフの下り棟は、棟板金を屋根面に固定する納まりとなっています。そこで、内部に板金のお皿を入れることで、雨水をより確実に外へ排出できないかと考えました。
実際に施工してみたところ、通常より防水性を高めることはできましたが、残念ながら当初想定していた通りの納まりにはなりませんでした。
今回は思い描いた結果にはなりませんでしたが、板金のお皿が内部に入っているため、通常の納まりより防水性は向上しています。
より良い屋根工事を行うためには、既存の施工方法を守るだけでなく、新しい方法を考えて検証することも大切です。



新しい下り棟の施工方法については、私たちが思い描いていた納まりにはならなかったため、最終的には通常と同じ形で棟板金を取り付けました。
ただし、今回は棟板金の内部に金属板金で製作したお皿が入っています。そのため、見た目や最終的な納まりは通常と同じでも、雨水に対する防水性は従来より高くなっています。
今回試した方法については、まだ改良できる部分があります。今回の経験を今後の工事に生かし、さらに確実で耐久性の高い施工方法を考えていきたいと思います。
棟板金をすべて取り付けた後は、屋根全体の仕上がりを確認しました。
今回は雨樋の取り替えは行いませんでしたが、雨樋の吊り金具が壊れている箇所を見つけたため、銅線を使用してしっかりと固定しました。
屋根工事が完了していても、周辺に不具合が残っていれば安心することはできません。工事範囲だけを見るのではなく、屋根や雨樋の状態を最後まで確認することが大切です。
すべての点検と補修を終え、瓦屋根からマックスハイプルーフへの葺き替え工事は無事に完了しました。
これからも施工方法を工夫しながら、お客様に長く安心していただける屋根工事を行ってまいります。
