木製外壁の塗装剥がれを金属サイディングで解決。LIXIL iD塗装の木目調外壁カバー工事、富士宮市、屋根屋のノブ

エリア 富士市
施工内容 外壁金属サイディング
目次

木目調金属サイディング全面貼り

ご依頼の経緯

こちらのお客様は、外壁全面を金属サイディング張りにしたいというご相談で、現場調査に伺いました。

金属サイディング張りをご希望されるお客様の中でも、初めから全面金属サイディング張りを希望される方は、実はそれほど多くありません。

多くの場合は、最初は外壁塗装を検討されていて、現地調査の結果、塗装では対応が難しい状態であることが分かり、金属サイディングをご提案する流れになります。

また、塗装と金属サイディングの両方のお見積もりを提出し、比較していただいたうえで、金属サイディングを選ばれるケースも多くあります。

今回のお宅は、もともと木製の外壁でした。

数年前に一度塗装をされたそうですが、その塗装が数年で剥がれてきてしまったため、お客様は「もう塗装はやりたくない」と考えられたそうです。

木製の外壁は、状態によっては塗装をしても長持ちしにくい場合があります。

見た目は一時的にきれいになっても、下地の状態や素材の劣化が進んでいる場合、数年で剥がれや傷みが出てしまうこともあります。

そのため、今回のように金属サイディングで外壁をカバーする方法は、今後のメンテナンス性を考えても、とても良い選択だと思います。

最初の段階では、お客様は木目調に強いこだわりがあったわけではありませんでした。

しかし、実際に金属サイディングの木目調の現物を見ていただいたところ、

「すごくリアルですね」

「見た目的にもかっこいいですね」

と、とても気に入っていただきました。

その結果、やはり木目調で施工したいということで、木目調の金属サイディングを選ばれました。

今回使用するのは、LIXILの金属サイディングです。

その中でも、iD塗装という、何種類もの色を使って木目の風合いを表現した高級感のある製品となります。

実物はとてもリアルで、金属サイディングでありながら、木目の質感や重厚感をしっかり感じられる仕上がりです。

全面を木目調の金属サイディングで仕上げることで、外観の印象も大きく変わる工事となります。

シート貼り 下地木工事

足場を設置した後、まずは外壁全体に透湿防水シートを張っていきます。

金属サイディング工事では、仕上げ材を張る前の下地作りがとても重要です。

特に大切なのが、サッシなどの開口部まわりの防水処理です。

開口部にはブチルテープを貼ります。

これは、外壁の中を流れてきた雨水が、サッシまわりから建物内部へ入り込まないようにするための作業です。

完成後には見えなくなる部分ですが、こうした防水処理を丁寧に行うことで、安心できる外壁工事につながります。

今回のお宅は、既存の外壁材が木材でした。

木材の外壁は、タッカーと呼ばれる大きなホチキスのような工具で、透湿防水シートをスムーズに固定することができます。

そのため、シート張りの作業は比較的進めやすい状態でした。

外壁全体にシートを張り終えた後は、胴縁を取り付けていきます。

今回の金属サイディングは縦張りで施工するため、胴縁は横方向に打っていきます。

この胴縁が、金属サイディングをしっかり固定するための下地となります。

透湿防水シートや胴縁は、最終的には金属サイディングで隠れてしまう部分です。

しかし、雨水の侵入を防ぎ、外壁材をしっかり固定するためには欠かせない、大切な工程です。

ここまでの作業で、工事全体の日数の約2割ほどを使います。

完成後の見た目だけでなく、見えない下地部分をきちんと施工することが、長持ちする金属サイディング工事にはとても重要です。

先付け板金役物の取り付け

金属サイディング本体を張る前には、先に取り付けておく板金役物が何種類もあります。

代表的なものとしては、スタート部材、サッシまわりの板金、軒天まわりの板金、出隅部分の下地などがあります。

今回の建物は、サッシの出が少ない造りでした。

そのため、金属サイディングを張るための木下地を取り付けると、サッシよりも木材の方が前に出てしまいます。

この状態のまま施工してしまうと、サッシまわりで下地の木材が見えてしまい、仕上がりがきれいに見えません。

そこで、まず木材を隠すためのL型の板金を取り付けます。

さらにその上から、金属サイディングの小口を隠すための板金を取り付けます。

つまり、今回のサッシまわりは、板金を二重に取り付ける納まりとなります。

このような作業は、すべての住宅で同じではありません。

サッシの出が多いお宅であれば、木下地が見えにくいため、板金を二重にする必要がない場合もあります。

しかし、今回のようにサッシの出が少ない建物では、きれいに仕上げるために、現場に合わせた板金役物の取り付けが必要になります。

この先付け板金役物の取り付けは、とても時間がかかる工程です。

一見すると、まだ金属サイディング本体が張られていないため、工事があまり進んでいないように見えるかもしれません。

しかし、この先付け役物の取り付けが終わった時点で、工事全体としては約6割ほど進んだのと同じくらい重要な段階となります。

金属サイディング工事では、仕上げ材を張る前の下地や板金役物の納まりがとても大切です。

見えにくい部分を丁寧に施工することで、見た目の美しさだけでなく、長く安心できる外壁工事につながります。

金属サイディング本体工事 完成

金属サイディング本体の施工を行い、工事が完成しました。

今回のようなリフォームでの外壁カバー工事では、新築とは違い、外壁まわりにさまざまな障害物があります。

水道管、コンセント、照明、エアコンの配管などがあり、それらを避けながら金属サイディングを加工して張っていく必要があります。

そのため、新築工事と比べると、細かい加工や納まりに多くの手間がかかります。

しかし、リフォーム工事に慣れた職人が施工することで、こうした障害物まわりもきれいに納めることができます。

今回の工事で特に難しかったのは、出隅部分の納まりです。

通常の90度の出隅だけでなく、鈍角に曲がった出隅がありました。

このような部分では、一般的な出隅役物をそのまま使用することができません。

そのため、金属サイディング本体を現場に合わせてうまく折り曲げ、自然に見えるように取り付けました。

このような部分は、職人の経験と技術が仕上がりに大きく影響します。

また、造り出窓の部分もありました。

出窓まわりは凹凸が多く、金属サイディングをきれいに納めるには細かな加工が必要です。

こちらも職人の腕の見せ所となる部分でしたが、違和感なくきれいに仕上げることができました。

さらに、ガスボンベを隠すためのボックスもありました。

この部分にも外壁と同じ金属サイディングを張り、建物全体と違和感が出ないように仕上げました。

開閉式の蓋部分にも板金を施工し、使いやすさと見た目の両方を考えた納まりとなっています。

今回使用したのは、LIXILのiD塗装の木目調金属サイディングです。

立体的でリアルな木目柄となっており、もともとの本物の木製サイディングよりも、さらに木目感が強く感じられる仕上がりになりました。

金属サイディングでありながら、木目の質感と高級感がしっかり出ており、外観もとても美しくなりました。

お客様にも大変満足していただくことができました。

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この記事を書いた人

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