マックスハイプルーフでのカバー工事
ご依頼の経緯






今回のご依頼は、埼玉県大宮市のお客様よりいただいたもので、YouTube「屋根屋のノブ」をご覧いただいたことがきっかけでした。
お客様は複数社に相見積もりを依頼されていたそうですが、弊社でも通常の流れに沿って、まず図面や現場写真をメールでお送りいただきました。その内容をもとに、出張費を含めた概算金額を仮にご提示し、ご予算的に問題がない場合に現場調査へ伺い、正式なお見積もりを提出する形で進めさせていただきました。
埼玉県大宮市周辺への出張の場合、交通費などを含めた出張費はおおよそ15万円ほどとなります。これは主に交通費や宿泊費に充てられるため、必要最低限の経費となります。
お客様としては、他社との見積もりと比較しても大きな差はなかったとのことで、それであれば動画で人柄や考え方をよく知っているノブさんにお願いしたいとお考えくださり、今回の工事のご依頼につながりました。
今回採用された屋根材は、マックスハイプルーフです。普段比較的採用の多いレクトプルーフよりも、さらにワンランク上の屋根材となります。
天窓撤去作業






今回のお宅には天窓が設置されておりました。天窓のある住宅では、工事の際に天窓を残すか撤去するかが毎回大きな検討ポイントになりますが、弊社では基本的に、将来的な安心を考えて撤去をおすすめしております。
今回のお宅には換気棟も付いておりましたが、こちらについても同様に撤去を推奨いたしました。インターネット上では、天窓や換気棟を残せることが高い技術力の証明であるとか、換気棟は絶対に必要であるといった意見も見られますが、弊社ではそのようには考えておりません。建物全体の将来性や雨仕舞いの安全性を重視するならば、こうした開口部はできる限り減らした方がよいと考えております。
特にカバー工事を行う時期の屋根は、すでに長年使用されてきた状態です。そのため、既存の天窓や換気棟をそのまま残すことで、将来的な不具合やリスクが生じやすくなる可能性があります。
撤去の際は、天窓を取り外した後、室内側から見た時にも違和感が出にくいように白ベニヤを室内側に向けて施工し、内部にはスタイロフォームを入れ、最後に合板でしっかりと塞いでいきます。
費用としても数万円程度で行えるケースが多く、作業はすべて屋根の上から完結するため、室内に立ち入る必要もありません。今後の安心とメンテナンス性を考えれば、天窓は撤去してすっきりとした状態にすることをおすすめしております。
粘着層付きルーフィング貼り、板金役物取付






まずは、粘着層付きルーフィングのカスタムライトを施工していきます。このカスタムライトは、粘着力が強すぎず弱すぎず、非常に扱いやすいバランスの取れたルーフィング材です。
これまで他社製品もいくつか試してきましたが、職人からも特に評価が高く、非常に優れた商品であるという声が多かったため、弊社では数年前からこのカスタムライトを多くの現場で採用しております。
ルーフィングの施工が完了した後は、板金役物の取り付けに進みます。板金役物には、屋根材本体を施工する前に取り付けるものと、屋根材を貼り終えた後に取り付けるものがあります。
今回の工事で先に施工する板金役物は、軒先水切り、棟板金の下地、そしてケラバ下地の捨て板金となります。
マックスハイプルーフ本体取り付け








マックスハイプルーフ本体取り付け
マックスハイプルーフの本体を施工していきます。谷部分などの重要な箇所には、あらかじめ止水材であるケミカル面戸を取り付けたうえで、本体を丁寧に施工していきます。
この屋根材は、厚みが0.6ミリあり、金属屋根材の中でも非常にしっかりとした厚みを持つ商品です。形状も立体感があり、見た目に美しく、高級感のある仕上がりが期待できます。
また、見た目の良さだけでなく、立体的な形状によって止水性にも優れており、雨仕舞いがしっかり考えられた機能性の高い屋根材でもあります。
さらに、フッ素塗装が施されているため、美しい外観が長持ちしやすい点も大きな特長です。
玄関ポーチや後付け役物を取り付け完成














今回の玄関ポーチはややコンパクトな大きさでしたが、必要となる役物の数自体は大きく変わらないため、施工にかかる時間は一般的な玄関ポーチとそれほど変わりません。ただ、その分役物が全体の中にきれいに納まり、職人目線で見ても非常に美しい仕上がりとなりました。
2階の大屋根についても、最後に後付けの板金役物を取り付けていきます。ケラバ板金や棟板金の部分には、接着性と納まりを考えて下地にケミカル面戸を施工し、その上で役物を取り付けていきます。谷板金部分についても丁寧にカバーを納めることで、見た目の美しさと仕上がりの良さがしっかり保たれます。
最後に雪止め金具を取り付け、すべての工事が完了となりました。
写真では分かりにくいのですが、こちらは3階建てのお宅であり、職人にとっては荷揚げや材料面の負担など、苦労の多い現場でもありました。それでも、最終的には非常に満足度の高い仕上がりとなりました。
今回は遠方での工事だったため、職人2名が月曜日から金曜日まで宿泊しながら施工を進め、集中的に仕上げさせていただきました。ありがとうございました。






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