屋根葺き替え、外壁塗装、付帯部板金工事
ご依頼の経緯






今回は、平屋建ての理髪店の屋根葺き替え工事と外装リフォーム工事のご相談をいただきました。
ご依頼くださったのは、店舗のオーナー様です。屋根リフォーム相談窓口のホームページをご覧いただき、その後YouTube動画も見てくださったとのことで、私たちの屋根工事に対する考え方をよく理解してくださっている方でした。
当初のご相談内容は、屋根は葺き替え、外壁などの外回りは塗装で直したいというものでした。
屋根の葺き替えが最初から前提になっていた理由は、約1年前に別の塗装業者さんへ見積もりを依頼された際、「この屋根はもう塗装できないため、葺き替えが必要です」と説明を受けていたためです。その時点では、屋根は葺き替え、それ以外の部分は塗装という内容で見積もりが出ていたそうです。
しかし、その後その業者さんと連絡が取れなくなってしまい、改めて相談先を探している中で、私たちへお問い合わせをいただきました。
実際に現場調査を行ったところ、屋根については以前の業者さんの判断と同じく、塗装ではなく葺き替えが必要な状態でした。
一方で、軒天や破風板などの付帯部については、現状のまま塗装しても十分な耐久性は期待しにくい状態でした。そのため、塗装で無理に仕上げるのではなく、板金工事で包んだ方が、見た目もきれいになり、長持ちすることをご説明しました。
また、雨どいの交換に合わせて鼻隠し部分も板金で仕上げ、雨どいを隠すために取り付けられていた飾りの鼻隠しも撤去する内容でご提案しました。
最終的には、屋根は葺き替え、軒天や破風板、鼻隠しなどの付帯部は板金工事、外壁と雨戸は塗装という内容が最も適していると判断しました。
オーナー様にも内容をご理解いただき、「その内容でお願いします」とご納得のうえ、工事をご依頼いただきました。
屋根葺き替え工事


















今回の屋根葺き替え工事では、足場を設置するかどうかが大きな検討ポイントとなりました。
一般的には、安全性を考えると足場を設置して作業する方が望ましいです。しかし、こちらは平屋建ての理髪店で、店舗の周囲にはお客様用の駐車場がありました。足場を組んでしまうと、店舗に近い駐車スペースが何カ所か使用できなくなってしまう状況でした。
また、平屋のため、脚立と足場板を使用すれば作業できる高さでもありました。営業中の店舗であることから、お客様の出入りや駐車場の利用にできるだけ支障が出ないようにする必要もありました。
そのため今回は、現場の状況を確認したうえで、足場を設置せずに屋根工事を行う判断となりました。
表側の屋根には大きな看板が取り付けられており、お客様が出入りする部分の上を広く覆っていました。万が一、作業中に物が落下した場合でも、人が通る場所へ直接落ちにくいという点も考慮しました。
既存の屋根材は、一度にすべて撤去するのではなく、下地合板を張り、防水紙であるルーフィングまで確実に施工できる範囲ごとに分けて撤去しました。
屋根工事では、屋根をめくったまま雨に当ててしまうことは避けなければなりません。そのため、撤去、合板張り、ルーフィング張りまでを確実に仕上げられる範囲で区切り、3回に分けて作業を進めました。
屋根面積は約120平方メートルあり、平屋としては少し大きめの屋根でしたが、3日間で既存屋根材の撤去からルーフィング張りまで完了しました。
その後、仕上げ材として立平葺きを2日間かけて施工し、屋根葺き替え工事は無事に完了しました。
外壁塗装工事












今回の外壁塗装工事では、外壁、雨戸、戸袋、看板の鉄骨部分を塗装しました。
軒天や雨どい、鼻隠しなどの付帯部については、塗装ではなく板金工事で仕上げる内容だったため、塗装工事の範囲としては比較的少なめでした。
しかし、こちらは営業中の理髪店です。店舗をご利用されるお客様の出入りがある中での作業となったため、通常の住宅塗装とは違った注意が必要な現場でした。
特に玄関まわりは、お客様の通行を妨げないように配慮しながら作業を進める必要がありました。脚立や足場板を使用する際も、その都度安全を確認しながら設置と撤去を行う必要があり、塗装面積以上に気を使う工事だったと思います。
そのため、工事のボリュームに対して日数はややかかりましたが、安全面に配慮しながら丁寧に進めていただきました。
最終的には、外壁、雨戸、戸袋、看板の鉄骨部分まできれいに塗装され、店舗全体の印象も明るく整った仕上がりとなりました。
付帯部板金工事














今回の現場では、雨どいと一体型になった飾りの鼻隠しが取り付けられていました。
この飾りの鼻隠しは、撤去すると雨どいも一緒に外れてしまう構造でした。また、全体的に古く劣化も進んでいたため、雨どいを含めて一度撤去し、付帯部分を板金で仕上げ直すことになりました。
まず、既存の雨どいと飾りの鼻隠しを撤去しました。そのうえで、軒天を板金で仕上げ、破風板と鼻隠しも板金加工して納めました。
最後に、新しい雨どいを角軒どいで取り付け、付帯部分の工事は完了です。
今回、特に作業が難しかったのは看板まわりでした。軒先と看板の間が非常に狭く、雨どいの取り替え作業はとても慎重に進める必要がありました。
作業スペースが限られる中での施工でしたが、無事に雨どいまできれいに取り付けることができました。
工事完了後、オーナー様に仕上がりを確認していただいたところ、
「大変きれいになりました。ありがとうございました」
というありがたいお言葉をいただきました。
屋根葺き替え工事、外壁塗装工事、付帯部分の板金工事まで含めた理髪店の外装リフォーム工事は、これで無事に完工となりました。




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