緩勾配の化粧スレート屋根で発生した雨漏りをカバー工法で改修|富士宮市、屋根屋のノブ

雨漏りが発生している化粧スレート屋根のカバー工事を開始しました。

この日は午後から雨が降る予報だったため、朝の打ち合わせで、無理に作業を進めず、ルーフィングの施工までで一旦終了することを決めました。

既存の屋根は非常に勾配が緩く、建物も古いため、これまで雨漏りしなかったことが不思議に感じるほどの状態です。

今回はすでに雨漏りが発生していることから、防水性能を重視し、粘着層付きルーフィングの「カスタムライト」を使用しました。

既存の化粧スレートに密着させながら、屋根全体を丁寧に覆っていきます。

大屋根は、金属屋根材のシルキーG2で仕上げる予定です。

ただし、勾配が緩く雨漏りも発生しているため、既存の下地が傷み、屋根材を固定するビスが効かない箇所が出てくる可能性があります。

そのような部分には12mmのラーチ合板を部分的に増し張りし、ビスを確実に固定できる下地を作ってから施工します。

玄関部分の屋根についても合板を張り、その上から粘着層付きルーフィングのカスタムライトを施工しました。

玄関屋根は大屋根よりもさらに勾配が緩いため、シルキーG2のような横葺き屋根材では施工できません。

そのため、この部分は緩勾配に対応できる立平葺きで仕上げる予定です。

屋根の改修では、見た目や価格だけで屋根材を選ぶのではなく、屋根の勾配や形状に適した工法を選ぶ必要があります。

続いて、外壁に取り付けられている幕板の状態も確認しました。

当初は外壁塗装と一緒に幕板も塗装する予定でしたが、劣化が激しく、塗装だけでは長持ちさせることが難しい状態でした。

そこで今回はサービス工事として、既存の幕板の上から板金をかぶせ、雨水から保護することにしました。

午後からの雨に備えて屋根の作業はルーフィングまでで切り上げ、その後は幕板板金の加工や翌日の段取りを行い、この日の作業を終えました。

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