


屋根と外壁の取り合いで気を配る部分
屋根と外壁が接する部分には、雨水の侵入を防ぐために「雨押さえ板金」を取り付けます。
今回は、その雨押さえの上端の仕上げについてご紹介します。
壁に沿って立ち上げた雨押さえの上端は、コーキングを打って仕上げる納まりをよく見かけます。一方、製品の施工資料では、その部分の細かな処理まで読み取れないこともあり、施工する職人の判断や工夫が表れる部分でもあります。
屋根屋のノブでは、コーキングの見え方だけでなく、施工後に雨風や日差しにさらされることも考え、上端にカバーを取り付ける工夫をしています。



板金カバーでコーキングを保護する仕上げ
施工では、雨押さえの立ち上がり部分に木材を取り付け、その上にシリコンを十分に塗り付けてから、板金カバーで覆います。
この方法では、コーキングをカバーの内側に納められるため、露出させて仕上げる場合に比べ、直接の雨風や日差しを受けにくくなります。十分な量を納めやすいことも、採用している理由です。
コーキングを保護することで長持ちが期待でき、外からは板金カバーが見えるため、仕上がりもすっきりします。ただし、覆われた部分も劣化しないわけではなく、施工後の点検は必要です。
屋根工事は、屋根材を張った部分だけで完成度が決まるものではありません。壁際の雨押さえのような目立たない部分にも、見た目と耐久性を考えた工夫を重ねています。
