


瓦撤去完了後、新しい屋根を守るための板金役物を施工
静岡県富士宮市で進めている、瓦屋根から新しい屋根への葺き替え工事の様子です。
今回の屋根は約100平方メートルあり、これまでに既存の瓦をすべて撤去しました。
瓦の撤去と屋根下地の施工が完了したため、この日は職人1名で、屋根本体を張る前の細かな板金工事を進めました。
取り付けたのは、屋根の先端に設置する軒先板金、屋根の端部を納めるケラバ板金、下り棟部分の下地板金、壁際などに使用する捨て谷です。
屋根工事では、完成後に見える屋根材だけに注目しがちですが、このような下地部分の板金施工も非常に重要です。
雨水が入りやすい場所に適切な板金を取り付け、水の流れを考えながら施工することで、雨漏りしにくく耐久性の高い屋根に仕上がります。



霧除けの軒天を板金で仕上げ、傷みやすい小口もしっかり保護
予定していた屋根の板金作業が早めに進んだため、霧除け部分の補修にも取りかかりました。
霧除けとは、窓などの上に設置されている小さな屋根のことです。
今回は、霧除けの裏側にある軒天部分を板金で仕上げ、その周囲に見えていた下地の小口も板金で覆いました。
下地の小口が露出したままでは、雨水や湿気の影響を受けやすく、長い年月の中で腐食や傷みにつながることがあります。
板金でしっかりと包むことで水の影響を受けにくくなり、見た目もきれいに整いました。
細かな部分ではありますが、こうした傷みやすい箇所まで丁寧に納めることが、建物全体を長持ちさせるためには大切です。
次回からは、新しい屋根本体の施工が始まります。
完成に向けて進んでいく様子を、今後もご紹介いたします。
