


静岡県富士市で、ガルバリウム鋼板の波板カバー工事を行いました。
今回の工事は、既存の屋根の上にそのまま波板をかぶせるだけの単純な工事ではありません。
部分的に屋根が道路側へ2mほど継ぎ足されている箇所があり、その部分を解体したうえで、屋根を直してほしいというご依頼でした。
増築や後付けで屋根を継ぎ足している場合、解体後の納まりがとても重要になります。
壊した部分をそのままにして屋根材だけを張ってしまうと、見た目も悪くなりますし、板金の納まりにも無理が出てしまいます。
今回は、解体した部分に新しく破風板を取り付ける必要がありました。
破風板は、下地の木材と合板を使って現場で製作しました。
後日、この部分にも加工した板金を取り付けて、しっかりと仕上げていく予定です。
屋根工事では、屋根材そのものだけでなく、こうした下地や端部の処理がとても大切です。
特にリフォーム工事の場合は、新築と違って現場ごとに状況が違います。
そのため、現場を見ながら、どのように納めるのが一番よいのかを考えて施工する必要があります。



屋根の施工では、改質アスファルトルーフィングを貼りながら、厚めの25mmの横胴縁を取り付けていきました。
こちらの建物は、普段は物置として使っているだけとのことでした。
そのため、お客様からは予算の関係もあり、ルーフィングはやらなくてもいいですというご意向がありました。
契約時には、私も今回の使い方であれば、それでも大丈夫だと思いますとお伝えしていました。
しかし、実際に工事が始まるとなると、やはり少し不安になりました。
屋根の下に一枚防水層があるかどうかは、長い目で見ると安心感が違います。
そこで、倉庫に残っていた使いかけのものや、まだ封を切っていない改質アスファルトルーフィングが何本かありましたので、それを使ってサービスで貼ることにしました。
メーカーが違うため、ルーフィングの色は部分的に違っています。
ですが、屋根材を張ってしまえば見えなくなる部分ですし、防水機能としては問題ありません。
お客様にも大変喜んでいただけました。
今回の建物は物置ということもあり、ルーフィングを貼らなくても大きな問題はなかったかもしれません。
それでも、せっかく屋根を直すのであれば、できる範囲で少しでも安心できる形にしておきたいところです。
この後は、軒先やケラバ部分の角当て、棟板金などの板金役物を製作し、ガルバリウム鋼板の波板を張っていく作業になります。
屋根リフォームでは、仕上がった後に見える部分だけでなく、見えなくなる下地や防水の考え方もとても重要です。
静岡県富士市周辺で、波板屋根のカバー工事や、物置、倉庫、増築部分の屋根補修をご検討中の方は、現場の状況に合わせた施工方法を選ぶことが大切です。
