


屋根本体の仮伏せがほぼ終わりました
前回ご紹介した、レクトプルーフによる屋根カバー工法の続報です。現在は、屋根本体の仮伏せがほぼ完了した段階まで進んでいます。
レクトプルーフの施工では、初めに墨出しと割り付けを行います。棟の頂点で屋根材を切らずに納めるため、屋根全体の寸法を確認しながら施工位置を決めていきます。
この納まりによって棟部分に深い水返しを確保できることが、雨仕舞いの面での特徴です。
下地への固定後、屋根材同士を留め付けます
屋根本体は、まず下地に留め付けながら葺き上げます。その後、屋根材同士の重なり部分をパッキン付きビスで固定する流れです。
見た目には屋根が葺き上がってきても、固定や役物の取り付けなど、仕上げに向けた作業が残っています。一つずつ進めながら、完成へと近づいています。



カットサンプルと屋根の上では、色の印象も変わります
今回の屋根材は、フッ素塗装を施したつや消しの鋼板です。室内で小さなカットサンプルを見ると、表面のざらつきと落ち着いた質感がよく分かります。
一方、実際に屋根に施工すると、光の当たる部分には反射が見られます。反射のない部分では落ち着いた色合いが感じられ、光の当たり方によって異なる表情を見せてくれます。
屋根材の色や質感は、小さなサンプルだけでは伝わりきらないところがあります。今回も、屋根全体に施工したときの美しさを改めて感じました。
安全に配慮しながら、最後の仕上げへ
つや消し仕上げであっても、施工中に屋根の上を歩くと滑りやすく感じることがあります。そのため、作業中の安全には十分な注意が必要です。
屋根は日常的に人が歩くことを前提とした場所ではありません。施工時の安全を確保しつつ、完成後の美しさが長く続くことを重視したいと考えています。
現場からは、あと1日ほどで役物の取り付けを終えられそうだという報告が届いています。完成まで、引き続き丁寧に作業を進めてまいります。
