こんにちは、屋根リフォーム相談窓口です。
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
静岡県御殿場市のご依頼主様邸の桟葺き屋根を立平葺きへカバー工法を行いました。
本日はその時の様子をお伝えいたします！
桟葺き屋根→立平葺きカバー工法工程
今回は、景観は変えたくはないけれど、経年劣化を起こしている桟葺き屋根を変更したいというご依頼でした。
そこで、立平葺き屋根でのカバー工法をご提案をいたしました。
桟葺き屋根とは？
トタン屋根に多く、40〜45cm程度の間隔で木製の桟を敷設してトタン板を敷いていく方法で施工された屋根です。
立平葺き屋根とは？
屋根の頂点から軒先に至るまで一枚の長い板金で構成されている屋根。
水平方向に継ぎ目がないため、排水性が高く、雨漏りに非常に強い構造になっています。
①既存の瓦棒（心木）を外し、野地板を張る
屋根面を平らにするため、既存の瓦棒（心木）を外します。
今回はカバー工法（既存の屋根材に新しい屋根材を施工する方法）のため、野地板を張っていきます。
野地板は、屋根の一部で屋根材、防水シートとワンセットになっています。
野地板がないと、屋根材や防水シートが劣化してしまった場合、雨水がそのまま浸入してくることになりますし、屋根材や防水シートを固定することができません。
②ルーフィング（防水シート）を張る。
野地板を施した上にルーフィングを行います。
今回は、TAJIMAのPカラーEX+というルーフィングを使用しました。（こちらの記事でも使用しています）
この製品は優れた基本性能を持ちながら、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。
③ガルバリウム鋼板の屋根材を張る。
ルーフィングを完工した屋根に、ガルバリウム鋼板の屋根材を立平葺きで重ねていきます。
ガルバリウム鋼板は
屋根材の中で軽量
特にガルバリウム鋼板は、金属屋根材の中で最も軽く、耐震性が強いと言われています。
犠牲防食作用がある
それによりサビの広がりを防止してくれるので、屋根の耐久性を向上します。
費用を安く済ませることができる
サビにくく、耐用年数が長くなるためメンテナンスコストを抑えることが可能です。
このような特徴があります。
立平葺きで施工することにより、雨漏りリスクを軽減させる美しい屋根に仕上がりました。
この度はご依頼いただきありがとうございました。
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