屋根葺き替え、外壁塗装工事
御依頼の経緯










今回のお客様は、複数の業者様で相見積もりを取られた後、弊社のホームページをご覧いただき、お問い合わせをいただきました。
他社様からは、外壁は塗装およびコーキングの打ち替え、屋根については塗装または葺き替えというご提案があったとのことです。
現地調査を行った結果、屋根には破損が見られ、さらに内部に水が回っている状況が確認されました。
また、屋根材がコンクリート系であることから、塗装による対応では根本的な解決にはならないと判断いたしました。
そのため、
・部分的な補修で対応する方法
・もしくは葺き替え工事
このいずれかをご提案させていただきました。
結果として、屋根は葺き替え工事、外壁は塗装およびコーキング打ち替えという内容でご契約いただきました。
数ある業者の中からご指名いただけたことに、心より感謝しております。
外壁塗装工事










今回の現場では下屋根がある構造のため、施工順序として外壁塗装を先に行いました。
これは、先に屋根工事を行ってしまうと、後の外壁塗装の際に塗料で新しい屋根を汚してしまう可能性があるためです。
そのため、既存の屋根の状態のうちに外壁を仕上げることで、仕上がりの品質を確保しています。
コーキング材には高耐久のオートンエクシードを使用し、耐久性にも配慮した施工を行いました。
今回お選びいただいた外壁の色は、濃いグレーでほぼ黒に近い色味です。
濃色は下地の透けが出にくく塗装しやすい一方で、施工精度によってはムラが目立ちやすくなるため、丁寧な作業が求められます。
また、濃い色は紫外線の影響により、面ごとに色あせの差が出る場合もあるため、事前にその点もご説明させていただきました。
最終的には、お客様にもご納得いただいた上で色を決定し、仕上がりとしては非常に引き締まった印象の外観となりました。
解体工事、屋根下地作り












外壁塗装工事が完了し、屋根の葺き替え工事に着手しました。
まずは既存屋根の解体と下地工事を行います。
本工事では、解体専門業者を入れず、自社の少人数体制で作業を進め、1日の作業範囲を調整しながら、その日のうちにルーフィングまで施工できるよう工程管理を行っています。
これは、工事中の急な天候変化にも対応し、雨漏りリスクを最小限に抑えるための重要な考え方です。
既存の下地については、状態を確認しながら活かせる部分は残し、その上に構造用合板を施工します。
さらに、既存の瓦桟に加えて新たな木下地を設け、空気層を確保した上で合板を施工しています。
この空気層により、屋根内部の通気性を確保し、長期的な耐久性向上につながります。
また、この施工方法により、万が一工事中に雨が降った場合でも迅速に対応できる体制を整えています。
本規模の屋根では、解体から下地工事までに約4日程度を要しますが、これまで同様の施工において雨漏り事故が発生したことはなく、安全性と品質の両立を重視した工事を行っております。
屋根材を施工し完成


















今回の屋根葺き替え工事では、「レクトルーフ」を採用いたしました。
セメント瓦からの葺き替えでは、一般的に横葺きの屋根材が選ばれることも多いですが、立体感や仕上がりの印象という点ではやや物足りなさを感じる場合があります。
レクトルーフは、しっかりとした立体感を持ちながら、機能性にも優れており、見た目・性能ともにバランスの取れた屋根材です。
特にセメント瓦の屋根は勾配が急なケースが多く、屋根が外から見えやすいため、仕上がりの美しさがより重要になります。
その点においても、レクトルーフは非常に適した屋根材といえます。
詳細な施工内容については割愛いたしますが、全体として美しく仕上がり、無事に工事が完了いたしました。








