



静岡県富士宮市で、外壁の補修工事を行いました。
今回のご相談は、お風呂場の外側にあたる外壁が傷んできているというものでした。
現場を確認したところ、原因はお風呂の窓や換気扇から発生する結露や蒸気でした。
この住宅はお風呂が2階にあるため、2階の外壁部分に水が流れやすい状態になっており、特に窓サッシの左右部分で外壁の腐食が進んでいました。
窓ガラスについた結露の水がサッシを伝って流れ落ち、長い年月の中で外壁を傷めてしまったと考えられます。
さらに、換気扇の下や窓の上部にも同様の症状が見られました。
そこで今回は、傷んだ外壁を補修するだけでなく、水の流れを変える施工を行うことにしました。




まず窓サッシの下端に水切り板金を差し込み、水が外壁を伝って流れないようにしました。
水切りを設置することで、結露の水を外へ逃がし、外壁に集中して流れないようにすることができます。
次に腐食してしまった部分の補修です。
サッシ下の左右約1.5メートルの範囲に合板の下地を設置し、その上から板金で包む施工を行いました。
また、窓サッシの上部についても同様に、合板下地を入れて板金で保護しています。
板金は水に強く腐食しにくいため、水がかかりやすい場所には非常に適した材料です。
このような外壁の傷みはよく見られるトラブルですが、実際には外壁塗装の際にパテ補修をして塗装で仕上げてしまうケースが多く見られます。
しかし、その方法では数年で再発することも少なくありません。
また、傷んだ外壁に塗装をすると、塗膜の内側に水分が残り、冬場の凍結によって外壁が破損してしまうこともあります。
外壁の補修は、単に見た目をきれいにするのではなく、原因を考えた施工が重要です。
今回のように水の影響を受ける場所では、板金などの水に強い材料で補修することで、再発を防ぐことができます。
