こんにちは、屋根リフォーム相談窓口です。
当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
静岡県沼津市で既存の屋根を撤去する葺き替え工事をおこないました。
本日は静岡伊豆支部のスルガ住研が施工させていただいたその時の様子をお伝えいたします！
現地調査
ご提案
屋根材がポロポロと落下してくるとご相談があり現地調査にお伺いいたしました。20年以上前に屋根材を撤去してセキスイかわらUに葺き替えをされていました。雨漏りはありませんでしたが雨樋に屋根材の破片が詰まり地面にも白い基材が風で落下している状態でした。ノンアスベストに切り替わったかわらUは耐久性に問題があり多くのご相談を受けています。屋根勾配も勾配計で図ると2寸勾配(11.4度)しかなく施工できる屋根材も限られてきます。今回は緩勾配に対応できる立平葺きでご提案させていただきました。
セキスイかわらUのノンアスベストタイプは、アスベストを含まない屋根材で、1990年から2007年まで製造・販売されていました。1975年から1990年までに製造・販売されていたタイプにはアスベストが含まれていましたがアスベストによる健康被害が問題になったことを受けて、1990年8月にアスベストを取り除いて再販売されました。アスベストが入っていないため耐久性に問題を抱えた屋根材です。
セキスイかわらUを撤去する葺き替え工事施工工程
①屋根材のかわらUを撤去します。
一枚一枚爪を外しながらかわらUの屋根材を下ろしていきます。撤去後は屋根の上を清掃します。
②合板・ルーフィングを張ります。
構造用合板で下地を補強したらルーフィング(防水シート)を張っていきます。
③役物板金と本体を張ります。
役物板金のケラバ唐草と軒先唐草を取り付けたら本体を端から順に張っていきます。この屋根材は軽量でサビに強いガルバリウム鋼板でできた金属屋根です。勾配(傾斜)が緩くても施工できる屋根材で頂上から軒先までが一枚物の継ぎ目がないのが特徴です。近年では新築でも多く採用されている立平葺きになります。
④棟を取り付けます。
本体を突き合せた部分に面戸を取り付けたら棟下地・棟包板金を取り付け完成になります。
⑤完成しました。
屋根の色はダークブラウンで施工しました。落ち着いた色でお施主様にも喜んでいただき良かったです。この度はご依頼いただきありがとうございました。
