藤枝市のF様から「外壁が劣化しているから塗装したい」とのご依頼
こんにちは。現場管理桑畑です。静岡県藤枝市のF様から、「外壁がボロボロで、塗装できますか?」というご相談がありました。
早速現地に向かいます。
【施工前】外壁の塗装が劣化してボロボロになっているところが






さっそく現地で外壁を見させていただくと、見事に塗装がはがれてきていました。
塗装の劣化が進み、外壁が水を吸ってしまっている状態です。
この上から塗装をしても早期にはがれることが予想されます。そこで、塗装ではなく金属サイディングで重ね貼りする方法をご提案しました。
「サイディング」とは?
家の外壁に貼るパネル状の仕上げ材(外壁材)のことです。雨や風から家を守り、見た目も美しく仕上がります。






F様へのヒアリングでは「まだここに長く住む予定」とのことで、長持ちするように素材はSGL鋼板の角波タイプを採用しました。
金属サイディングにすると汚れもつきにくくなり塗装も不要となるので、汚れに関するお悩みも解消できます。
SGL鋼板とは?
SGL鋼板は、サビに強く長持ちする金属の板で、屋根や外壁に使われます。(耐用年数30〜50年)
ガルバリウム鋼板にマグネシウムを加え、さらに耐久性を高めた素材です。メンテナンスの手間も少なく近年人気の素材です。
外壁カバー工法は今後のメンテナンスの手間が激減!


メンテナンスの手間が減るので、外壁の劣化が激しい場合や、毎日忙しい方に特におすすめのリフォーム方法です!
今回は下記の手順で進めていきました。
洗浄や補修をする。
外壁の上に「胴縁」という細い下地木材や金属部材を取り付け。これがあることで隙間ができ、通気性が確保される。
胴縁の上にパネル状のSGL鋼板を一枚ずつビスで固定。
外壁の端部やコーナーには、見た目と防水性を高めるための金物(役物)を設置。
カバー工法のメリット・デメリット


外壁カバー工法のメリット
- 外壁の耐久性が大幅にアップ
- 塗装いらずでメンテナンスコストを削減
- 外壁のデザインを変えることができる
- 断熱性・遮音性がアップ
外壁カバー工法のデメリット
- 塗装より費用が高い(約2.5倍)
- 工期が長くなり騒音が気になる
- 衝撃に弱くへこみやすい
- 極小地では作業スペースが確保できず施工できない場合がある
※結露や雨漏りなどで、外壁材の内部腐食がかなり進行している場合は、カバー工法ではなく張り替えをおすすめしています。
破風や軒天も劣化していたのでSGL鋼板でカバー


外壁だけでなく、軒天や破風板も劣化していたのでSGL鋼板でカバーしました。
現場で職人がサイズをはかり、ピッタリの板金を作りました。
破風板(はふいた)とは?
切妻屋根の三角形の側面にある細長い部分のことです。屋根裏に雨風が入り込むのを防ぎます。
【施工後】足場をかけた一面を全てSGL角波でカバーしました




足場をかけた一面のみの施工でしたが、金属サイディングでカバーしたことによりキリッと引き締まった印象となりました!
SGL鋼板は30〜50年持つと言われているので、しばらくはメンテナンスフリーで快適にお過ごしいただけると思います。
F様にも「塗装以外のもっといい方法を提案してもらえてよかったです!仕上がりもかっこよくて満足です!」と喜んでいただけました!
外壁にも最適!SGL鋼板など丈夫な外壁材を取り揃えています!


SGL鋼板は屋根に使うことが多いですが、もちろん外壁材としても使用できます。
丈夫&軽量で扱いやすく、耐用年数も長いので「塗装いらず」となりジワジワ人気が出てきています。
初期費用は塗装よりも高くなってしまいますが、長期間お住まいになるのであればメンテンナンスフリーなのでにコスパも良いですよ^^
「うちは塗装と金属の外壁どっちがお得なの?」と思われた方、お見積はいつでも無料で承りますので、お気軽にご相談くださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!