「庇の様子がおかしい」とお問い合わせ
こんにちは。現場管理の桑畑です。
焼津市にお住まいのU様から、
「窓の上にある庇(ひさし)の様子がおかしいので見てほしい」とご連絡をいただき、現地確認に伺いました。
【施工前】防水紙未施工で雨水が侵入


小屋裏を確認したところ、外壁の内部に本来あるはずの防水紙が施工されていない状態でした…。
台風などの横殴りの雨のときに、外壁のすき間から内部へ雨水が侵入してしまった跡が確認できました。
霧除け板金の継ぎ目が開いていました


霧除けの板金部分では、継ぎ目が開いており、内部の木下地が傷んでいる箇所も見られました。
霧除け(きりよけ)とは?
窓や勝手口の上に取り付けられている屋根のこと。
一般的には、庇とほぼ同じ意味。
・雨が窓や壁に直接当たるのを防ぐ
・夏の強い日差しをやわらげる
・窓まわりの汚れや劣化を抑える
といった役割がある。
今回は、雨漏りの原因が複数重なっている状態でした…。
【施工中】霧除けに板金を施工し、外壁の下地・防水工事を実施


劣化が見られた霧除けは一度すべて解体し、内部の状態を丁寧に確認。
そのうえで、新しい板金を使って霧除けを施工しました。
外壁は、防水性を確保するために防水紙を丁寧に施工し、その上から下地となる胴縁(どうぶち)を設置。
仕上げとして、耐久性の高いガルバリウム鋼板の角波を張り増ししました。
外壁は、外から順に
- 外壁材(サイディング・ガルバリウムなど)
- 胴縁
- 防水紙
- 柱・構造材
となっているのが一般的。胴縁は、防水紙の上に取り付けられ、外壁材を固定するための下地です。
胴縁の役割は?
① 外壁をしっかり固定する
外壁材は、胴縁にビスや釘で留めます。胴縁がないと、外壁が安定しません。
② 通気層をつくる
胴縁を入れることで、防水紙と外壁の間にすき間(通気層)ができます。
このすき間が湿気を逃がし、結露、カビ、木材の腐食を防ぎます!
③ 雨水トラブルを防ぐ
万が一、外壁のすき間から雨が入っても、防水紙 → 水切り → 外へと安全に流すために必要な構造です。
【施工後】横殴りの雨にも安心な外壁と霧除けに


防水紙を新たに施工したことで、万が一、強風を伴う雨が外壁の内部に入り込んでも、雨水は防水紙の上を通って水切りから外へ排出される構造になりました。
霧除けも新しくなり、見た目がすっきりしただけでなく、防水性・耐久性ともに向上。
台風や大雨の時期でも、安心してお過ごしいただけます。
↓↓他現場の雨漏り修理の様子はこちら


雨漏り調査のご依頼は「屋根のリフォーム相談窓口」へ


外壁の雨漏りは、気づかないうちに内部で進行していることも少なくありません。
「まだ大丈夫」と思っていても、台風や強い雨をきっかけに一気に被害が広がるケースも…。
少しでも気になる症状があれば、早めの点検がおすすめです。
被害が小さいうちなら、補修費用や工事の規模も抑えられます。
まずは現状確認だけでも構いません。
雨漏りが心配な方は、お気軽にご相談ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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