「目隠しフェンスを新しくしたい」と焼津市のD様からご相談が
こんにちは。現場管理桑畑です。静岡県藤枝市のm様から、「雨樋付近がボロボロなのと、外壁のヒビを直したい」というご依頼がありました。
早速現場に向かいました。
【施工前】鼻隠し(はなかくし)が劣化でボロボロになっていました


M様邸は和風の2階建てでした。「雨樋付近がボロボロで〜」とおっしゃっていたのは、「鼻隠し」の部分でした。
あまり聞きなれない言葉ですよね?(私もリフォーム業に就く前は知りませんでした。)
鼻隠しとは?
屋根のすぐ下にある、雨樋の下地となる部分。屋根裏に雨風が入り込むことを防いでいます。






木製の鼻隠しは劣化が進んでいたので、塗装ではなく全体を板金でカバーすることをご提案しました。
外壁はところどころひび割れが発生していました


屋根周り以外も点検したところ、外壁にひび割れが5箇所以上ありました。
モルタル製の外壁で経年劣化によってひびが広がったと思われます。
0.3mm以上幅のあるひびだったので、シーリング処理だけでは修繕できません。
そのため、Uカット工法で修繕することとなりました。
施工開始:鼻隠しはガルバリウム鋼板でカバー
先ほども書いた通り、木製鼻隠しの劣化は塗装でカバーできないので板金を貼っていきます。
できるだけ長持ちするように、超高耐久のガルバリウム鋼板を採用しました。
ガルバリウム鋼板のメリット
- 軽量なのに丈夫で扱いやすい
- 25年以上の耐久性
- 雨や紫外線に強い
- サビに強い






高耐久な雨樋「PC50」に交換




こちらは最長30年の耐久性で非常に長持ちする雨樋です!
(通常の塩ビ雨樋は20年ほどで交換推奨)
・紫外線に強い
・鉄板が入っていて丈夫
・見た目がスッキリしている
・優れた水切り性能
Uカットシール工法でひび割れを補修


この工法ではひび割れ周りをU字に削り取り、シーリング材を詰めていきます。削った面がラウンドしているので耐久性が高く、ひび割れの再発を防止します。
※ラウンドしていると力のかかり方が分散されて割れにくい
Uカット工法のメリット
- ひび割れが再発しにくい
- 防水性能の向上
- 外壁の寿命を延ばす




ひび割れを削った後の様子です。
割れを広げて大丈夫?と思われるかもしれませんが、不規則な割れ目よりもキレイに半円状にくり抜いたほうがひび割れが広がりにくいんです。




シーリング材を詰めるとこんな感じです。十分に乾燥させ、上から外壁塗料を丁寧に3回塗りしました。
ひび割れ、シーリングの劣化、コケなど、外壁の部分補修も大歓迎!詳しくはコチラ
【施工後】屋根周りがキレイになり、外壁も塗装でリフレッシュしました




鼻隠しと雨樋を修繕し、キリッとひきしまった印象になりました。同系色でまとめたので統一感も出ていますね。
外壁はレモンイエローに塗装して大胆にイメージチェンジしました。
M様も「雨樋を直すだけでも全然違いますね!外壁もキレイになってよかったです」と喜んでくださいました^^
屋根板金など細かな部分の修繕も大歓迎です!


今回は屋根周辺の細かな部分の修繕と外壁塗装を行いました。
瓦屋根は長持ちしますが、雨樋などの周辺部品は早くに劣化してしまいます。15年ほどを目安に点検をすると良いでしょう。
当社ではこうした部分的な工事でも大歓迎です^^
最後までご覧いただきありがとうございました!