【施工前】ベニヤ製の軒天がはがれてボロボロに
こんにちは。現場管理桑畑です。以前雨樋工事をご依頼いただいた焼津市のH様から、ボロボロになった軒天修理のご依頼がありました。




ベニヤ製の軒天が劣化して、はがれている状態でした。
ベニヤは昔から住宅の軒天にによく使われている素材です。木材を薄くスライスして接着した合板で、価格が手ごろで加工もしやすいため、軒天の定番として広く普及しました。
ベニヤ軒天の特徴
メリット
- コストが安い
- 施工しやすい
- 軽量で扱いやすい
デメリット
- 湿気に弱い
- 表面塗装が劣化すると吸水しやすい
- シミやたわみ、はがれが起こりやすい
上記の通り、安さは魅力ですが耐久性に欠けており、10〜20年で交換が必要になってきます。
他の軒天も雨水が染み込み、塗装面がはがれ木の色が見える状態




切妻側や他の霧よけ部分も見事に塗装面がはがれていました。軒天は雨風が当たりやすいので、水に弱いベニヤだとはがれてきてしまうんですね。ただ屋根には異常なく、雨漏りが原因ではなかったのでよかったです。
SGL鋼板はどんな素材?
SGL鋼板は次世代ガルバリウムとも呼ばれ、ガルバリウム鋼板の3倍もサビに強いんです。
そのため、海の近くや積雪が多い地域など厳しい環境でも美観を長く保つことができます。
海に面している焼津市の住宅は塩害を受けやすいので、リフォームの際は非常にオススメの素材ですよ^^
↓↓屋根カバー工法におすすめ素材はコチラにも!
施工箇所のみ足場を設置して板金でカバー
テキパキと足場を設置して、早速施工開始です!


はがれや傷みの範囲をチェックし、必要に応じて既存のベニヤの浮きや剥がれ部分を撤去。
腐食や傷みがある部分は補修し、鋼板を固定できるように下地を整えます。必要に応じて木下地を増し打ち。
現場に合わせてSGL鋼板をカットし、ビスでしっかり固定。継ぎ目や端部もきれいに収め、見た目と強度を両立させます。
ビス頭やジョイント部を確認し、雨水の侵入がないかチェック。全体を清掃して完成です。
軒天や板金は住宅ごとにサイズが違うので、現場で職人がサイズを測って切ったり曲げたり加工しています。
熟練の職人だからこそできる技です!
経験方法なスタッフが多数在籍!プロの目からみた最適な施工法をご提案します!




SGL鋼板はカラー展開も豊富で屋根にも外壁にも使え、大変便利な素材です^^
今回は濃いブラウンを使用しましたが、白や黒、濃いブルーや緑などもありバラエティに富んでいます。
カバー工法なので廃棄する部分も必要最低限(はがれてしまったペラペラな部分など)で済み、費用を抑えられました。
【施工後】SGL鋼板でカバー、シックで落ち着いた軒天に


ボロボロだった軒天が金属でカバーされ、キレイになりました。雨樋のブラウンとも合っていて、落ち着いた印象ですね。
外壁や破風も気になるところですが、今回はH様が軒天のみの施工をご希望されているのでこれにて完了です。
屋根・外壁の部分的な補修も大歓迎です!


当社では最適な修繕方法をご提案しておりますが、無理な営業は一切行いませんのでご安心ください。
今回のH様邸のように少しの施工でも大歓迎です!
雨樋だけ修理したい
軒天だけ、破風板だけ金属製にしたい
などなど、小さな修繕で業者の技量をお試しするのも一つの手です。
お気軽に屋根リフォーム相談窓口までお問い合わせくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
↓↓ひさし屋根のみSGLでカバーした施工事例

