こんにちは、屋根リフォーム相談窓口です。
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静岡県沼津市でご依頼主様宅の化粧スレートの上にガルバリウム鋼板のシルキーG2を重ね葺き工事を行いました。
本日は静岡伊豆支部スルガ住研が施工させていただいたその時の様子を馬木がお伝えいたします。
現地調査 ご提案
お施主様より屋根材の破片が落下してくると相談を受け、踏み割れが発生しないようにドローンで調査を実施いたしました。問題の屋根材ですが、1996年～2008年までニチハから製造販売されているパミールという商品でした。ノンアスベスト屋根材の初期にあたる商品で耐久性が低く割れや層状剥離の発生、留めている釘頭が腐食して脱落を引き起こしてしまう屋根材のため今回はカバー工法でのご提案をさせて頂きました。
カバー工法・パミール→ガルバリウム鋼板シルキーG2施工工程
①軒先板金・ルーフィング（防水シート）・棟下地取り付け
軒先に板金を取り付けルーフィング（防水シート）を張っていきます。棟包を取り付けるための棟下地の板金を取り付けます。
②本体のシルキーG2を張って行きます。
軒先から順番にシルキーG2 をビスで留めていきます。このシルキーG2はガルバリウム鋼板を使用し、裏面はウレタンフォーム＋アルミライナー紙を貼っています。空気層を設けることで、屋根裏にありがちな不快な湿気を減らして結露を抑制する効果があります。さらに、この断熱材により雨音も軽減します。屋根材表面の仕上げには、遮熱顔料入り大柄ちぢみ塗膜を使用しています。
③棟・壁際雨押えを取り付けて完成になります。
棟包の板金を取り付けて1階の壁際に雨水が浸入しないように雨押えを施工して完成引き渡しとなります。ご依頼主様はご近隣に劣化した屋根材の飛散をご心配されていましたが重ね葺きを実施されたことにより問題が解決されて大変喜んでおられました。
この度はご依頼いただきありがとうございました。
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