こんにちは。東海住研現場管理の桑畑です。
現場調査
問い合わせ
屋根の上から屋根材の破片が落ちて来たとお問い合わせがあり、ドローンにて確認依頼がありました。
やはり痛んでいる屋根や耐久性が心配な屋根だと登らず確認出来るドローン点検は安心していただけると言われます。
飛行前の申請済ませて現場到着して早速上空から確認しました。
やはり屋根材にアスベストが禁止された2005年以降以降のスレート屋根だったのでボロボロになっていました。
ご提案
今回はランク別にいくつかの提案の中から、現状の屋根材の上にルーフィング(防水シート)を被せ、その上に断熱材付きのガルバリウム屋根、ニチハ横暖ルーフを選択されました。
施工スタート
まずは既存の棟をバラしてみたら下地の貫板も水を吸って劣化していました。
以外ですが棟板金に守られて見た目では痛んでいるように見えませんが、築15年〜20年経つと下地の貫板は水を吸い痛んでいる事が多いです。
この貫板が痛むと棟板金が浮いたり、固定釘が浮いて来たりします。ひどいと固定釘は手で抜く事が出来たり入れたり出来るくらいに貫板が腐る場合もあります。
軒先セットバックスターター取り付けして、ルーフィングも施工していきます。
セットバックスターターを使用するとスレート屋根の上に新しい屋根を重ねても、軒先の出幅が変わらず既存の雨樋に雨水があふれず収まります。
ルーフィング施工が終わると屋根材本体を下から順番に葺いていきます。
本体が上まで葺き終わると棟に高寿命の樹脂製下地を使いました。
その後、本棟板金を取り付けました。
煙突周りも板金施工して
完成しました。
施主様も満足していただき、良かったです。これで当分安心していただけると思います。ありがとうございました。