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静岡県三島市で住居ではなく納屋から雨漏りしている屋根の上にガルバリウム鋼板の波板をカバー工法で施工しました。
本日は静岡伊豆支部スルガ住研が施工させていただいたその時の様子を馬木がお伝えいたします。
現地調査
ご提案
敷地内の納屋からの雨漏り相談があり現地に伺いました。既存の屋根は桟葺きや瓦棒等と呼ばれるタテ葺きの屋根で50年以上経過しているため下葺き材のルーフィング（防水シート）の劣化で雨漏りが発生しているようでした。納屋ということもありなるべく低コストになるようにガルバリウム鋼板の波板をカバー工法でご提案させていただきました。
桟葺きからカバー工法でガルバリウム鋼板の波板に重ね葺き工事施工工程
①桟葺きの桟を撤去します。
棟や桟が干渉するので撤去してフラットにします。
桟葺き（瓦棒）とは、金属板を葺くために屋根の傾斜に沿って一定間隔に並べて取り付けられた細い角木材です。瓦棒葺き屋根の芯木として機能します。瓦棒葺き屋根は、棟から軒先まで一枚の金属板を使用するため、緩勾配の屋根に施工でき、雨仕舞が良いのが特徴です。加工性に優れ、あらゆる形の屋根に対応できるのも特徴で、予算も抑えることができます。
②ルーフィングを張ります。
フラットにするとルーフィング（防水シート）を張ります。屋根材本体を留める胴縁を取り付けます。
③本体を張ります。
ガルバリウム鋼板製の波板を端から順番に張っていきます。はしにはケラバ板金を取り付けます。
④棟を取り付けます。
波板と波板の突き付け部分に棟下地、棟包みを取り付けたら完成です。
⑤完成しました。
完成しました。この波板はダークブラウンで施工しました。この度はご依頼いただきありがとうございました。
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