金属サイディングカバー工事
施工前のようす
こんにちはリルーフ職人の世羅です、今回の現場は東京のお客様の別荘で何年か前に屋根の雨漏り工事で施工をご依頼頂いたリピートのお客様になります、外壁は全て木製で塗装を繰り返してたそうですが、見た目は塗装で良くなっても塗膜の中はどんどん劣化してる事に気付き、もう塗装では無理だと言う事で工事の運びとなりました。
下地工事
ちょっと下地の画像が少なく申し訳ありません、いつもの様に透湿防水シートを貼り窓などの開口部の廻りにはブチルテープをはり下地の木を打った画像です。
金属サイディング貼り出し
今回のお施主様の拘りは今までの様に木の感じを出したいと言う事で木目調の金属サイディングなのですが施工前の本物の木よりも木材っぽく、お客様も大満足でした、特に色も施工前とそっくりなので何の違和感も無く綺麗になったイメージです。
窓廻りのモール処理
今回の注目ポイントは窓廻りのモールです、金属サイディングの場合は役物も全て既製品で賄えるものなのですが流石にこの様な窓廻りに合う部材は無いので全て僕等で加工場で制作して下地の木工事から板金役物取り付けとなります。
破風板幕板等の板金役物と雨樋
工事も終盤に差し掛かり破風板、幕板に板金を貼り雨樋を取付けて行く作業の様子です、日本の建物と違って特に破風板は大きく複雑です、画像の途中にある軒天のたらし壁部分とかもサイズが大きいので全て板金加工した物を取り付けてますが大変な分、見た目はやっぱりカッコいいです!
小技
こちらの別荘には作り付けの外ベンチがありまして、コレをどうするのかお客様と協議した結果、残せたら残して欲しいけど、どちらでも良いとの事だったそうで、そう言われてしまった渡邉はやるしか無いと、材料を揃えてくれました、先ず古いベンチはそれ程腐食は進んでいなかったので足の部分は他と同じくサイディングを貼り座る部分と背もたれは古い木がこれ以上水に当たらない様に板金で囲い新しい防腐処理された木材をビス止めしました、これならまた木材が古くなってきても簡単に取り替え可能です。
仕上がり
壁等も終わり最後に玄関廻りの特大モールを仕上げ完成です!お客様は凄く喜んでくださったのですが僕等も本当にやり甲斐があったので、お客様以上に嬉しかったかもしれません。