現場調査
今回のご依頼は雨樋の流れが悪く、屋根に雨水が垂れてきて音が気になる事とセメント瓦の屋根から雨漏りしているので見て欲しいと言う事でお電話頂きました。
放水をして雨樋と雨漏りのしている箇所を特定して、今回は雨樋に広小舞まで浸かっていて木材が無くなっていたので新たに破風板と破風板金を取り付ける雨樋工事をおすすめしました。雨漏りの方は雨押え板金を取り付けすることにしました。
雨樋補修 工程
①破風板の取り付け
現在の破風の大きさでは殆ど水勾配が取れずそのまま雨樋だけを交換しても同じ様に泥等が溜まってしまって意味がないので、破風板を取り付ける事で水勾配を取れる様にしました。
②ルーフィングを貼り破風板金を取り付ける
破風板に結露防止のためにルーフィング(フェルト)を貼ります。破風板が雨晒しになっていると当たり前ですが木材ですので腐ります、なので破風板金を取り付け腐りにくくします。
③雨樋金具を取り付け、雨樋を架ける+雨押え取り付けで完成
取り付けた破風板金の上に雨樋金具を取り付けていきます。うちでは積雪で雨樋が下がらない様に45センチ間隔で取り付けをしています。破風板を新たに取り付けたので以前より水勾配を多く取りました。
今回はお隣の家とギリギリの位置に雨樋がついていて以前ついていた100の半月より大型の雨樋が取り付けられなかったため、U-105という雨樋を新たに取り付けました。
雨押えは端のセメント瓦の半分ほど被るくらいに加工をし軽く折り目をつけて取り付けることで水が壁際に行かない様にしました。
これで今回のご依頼は完了です、この度はご依頼頂きありがとうございました。