「天窓を撤去したいけど、費用が気になる」と、悩んでいませんか?
築20年以上になると、天窓からの雨漏りや結露、断熱性の低下に悩むケースが増えてきます。
しかし、天窓を撤去するだけでも足場を組まなければならず、意外と費用がかさみます。
そこでおすすめなのが、屋根リフォームと一緒に撤去する方法です!
まとめて施工すれば、コストを抑えながら屋根全体の耐久性も向上します。
この記事では、天窓撤去の費用相場や、屋根リフォームと同時に行うメリットを詳しく解説します。
「天窓、どうしよう…」と迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
天窓は、屋根リフォームと同時に撤去するのがお得です!
天窓撤去を単独で行う場合は、屋根全体のリフォームとセットで行うよりも、コストは割高になります。
天窓撤去の費用はどれくらい?

天窓の撤去費用は30~50万円が相場です。
「え!そんなに!?」と思われるかもしれませんが、意外と費用がかかります。
撤去後の開口部は屋根材でふさぐ必要があります。
既存の屋根材が手に入れば比較的安価に済みますが、廃盤なら近い色や材質で補修することになり、費用も高くなる場合があります。
もちろん、足場代もかかります。
天窓撤去費用の内訳
- 撤去・補修費用(15~25万円)
天窓のサイズや設置状況によって作業の難易度が異なり、手間がかかるほど費用も上がります。
撤去後の開口部は屋根材でふさぎ、室内側には化粧板を施工するため、その分の費用も含まれます。 - 足場代(15~25万円)
高所作業や広範囲の補修が必要な場合、足場を設置する必要があります。
天窓を屋根リフォームと同時に撤去でコスト削減!
「天窓をなくすだけで、こんなに費用も手間もかかるの?」と驚かれる方は少なくありません。
しかし、屋根リフォームと同時に行えば、余計な費用をかけずに済みます。
- 足場代が1回分 → 屋根リフォームと同時なら、追加の足場代がかからない!
- 職人の手配も一度でOK → 作業がスムーズになり、人件費も抑えられる!
- 材料費にムダがない→ 撤去した部分と屋根全体に同じ屋根材、補修材を使用できる!
天窓を撤去した数年後に屋根を直すなら、一緒に施工したほうが断然お得です。
天窓の撤去を単独で行う場合と、屋根リフォームと同時に行う場合の差額は、以下のとおりです。
天窓を単独で撤去する場合 | 屋根リフォームと同時の場合 | 差額(お得になる金額) | |
---|---|---|---|
足場代 | 15~25万円 | 0円(天窓撤去と共用) | 15~25万円 |
天窓まわりや細部の補修費 | 5~10万円 | 0円(天窓撤去と共用) | 5~10万円 |
トータル費用 | 110~250万円 | 90~215万円 | 20~35万円お得! |
天窓撤去と同時に行う屋根リフォームの種類
天窓の撤去と同時に行える屋根リフォームには「葺き替え工事」と「カバー工法」の2つの方法があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
①「葺き替え工事」で屋根をまるごと新しく!
葺き替え工事とは?
既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する工法です。
古くなった屋根材や下地を一新して屋根の寿命を延ばし、強度や防水性を高めることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
屋根の寿命を延ばせる → 屋根材だけでなく、下地(防水シートや野地板)も新しくなるため、長期間にわたって安心して暮らせる。 雨漏りのリスクを大幅に軽減できる → 天窓撤去後の屋根を根本的にリニューアルできるので、防水性が大幅に向上。 軽量な屋根材を選べば耐震性アップ → 瓦屋根からガルバリウム鋼板などの軽量屋根材に変更することで、建物全体の耐震性が向上。 | 費用が高くなる → 既存屋根材の撤去と処分、新しい屋根材の施工が必要なため、コストは比較的高め。 工期が長い → 屋根の解体・撤去が必要なため、工事期間は1週間~2週間ほどかかることが多い。 廃材処分費がかかる → 既存の屋根材を撤去するため、処分費用が発生する。 |
②「屋根カバー工法」で既存の屋根をカバー!
カバー工法とは?
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法で「重ね葺き」とも呼ばれます。
屋根の解体が不要なため、コストを抑えながら屋根のリフォームができるのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
コストを抑えられる → 既存の屋根材を撤去しないため、解体・廃材処分費が不要で、葺き替えより安く施工可能。 工期が短い → 既存の屋根の上に施工するため、1週間程度で完了することが多い。 断熱・防音性が向上する → 2重の屋根になることで、遮音性や断熱性がアップし、快適な住環境に。 | 屋根が重くなる → 既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、建物への負担が増える。耐震性を考えると軽量な屋根材を選ぶことが重要。 瓦屋根には施工できない → 瓦屋根は凹凸があり下地が平らでなく、重さや取り付け方法、通気性の問題からカバー工法に適していません。 既存の屋根の状態によっては施工できない → すでに雨漏りしている場合や、屋根の劣化が激しい場合は下地補修が必要になるため、カバー工法が適さないことも。 |
天窓を撤去しカバー工法で屋根をリフォームした施工事例
屋根リフォーム相談窓口の加盟店で施工した事例をご紹介します。
静岡県三島市 天窓の撤去と瓦調屋根材レクトプルーフでの重ね葺き工事


屋根外壁診断のご依頼があり、現地調査にお伺いしました。
老朽化した天窓の撤去もご希望とのこと。
屋根材はアーバニーという化粧スレートの屋根材で、経年劣化により数か所の割れが発生していました。
防水シートの耐用年数も考慮し、天窓撤去とカバー工法をご提案しました。
カバーに使用した屋根材は、マックスマックス建材のレクトプルーフです。
「レクトプルーフ」とは
マックス建材が製造・販売する瓦調のガルバリウム鋼板屋根材「レクトプルーフ」は、軽量ながら高い耐久性を持ち、断熱材一体構造により遮熱性・断熱性にも優れています。
ガルバリウム鋼板というとシンプルでスタイリッシュなイメージがありますが、こうした瓦の趣がお好みの方には、レクトプルーフがおすすめです。

一番高い位置にある棟を撤去します。

天窓を撤去して下地を張ります。

室内側はこのように化粧板が張られています。

既存屋根材の上にルーフィング(防水シート)を張ります。

本体の板を施工する前に役物と呼ばれる板金部材を取り付けていきます。

屋根材本体を軒先から順番にビスで一枚一枚留めていき、棟を取り付けて完工です。

天窓を屋根リフォームの際に撤去する3つのメリット
天窓の撤去を屋根のリフォームと同時に依頼すれば、費用面だけでなく、以下の3つのメリットがあります。
①屋根全体に統一感が出る

天窓を撤去した後は、開口部の補修が必要になります。
ただ、既存の屋根材と同じものが手に入るとは限らないため、単独工事では屋根の一部分だけ色や質感が異なってしまう場合もあります。
屋根リフォームとセットで天窓撤去を行えば、屋根材を統一できるため、美しい仕上がりになります。
②何度も工事しなくてOK!生活への負担が軽減される

天窓を撤去するだけの工事であっても、屋根の上の作業ですから家の中に響く騒音や振動は避けられません。
職人たちが出入りするので、家族やペットも落ち着きません。
単独工事であれば工事の日程を別々に調整しなければならないため、そのたびに生活に支障をきたすことになります。
- 工事の回数が1回で済むため、騒音やストレスが最小限
- 一括で工事を依頼すれば、スケジュール調整が1回で済む
- 外観や住環境(断熱性や防水トラブル)を一気に改善できる
- ご近所への挨拶が一度で済み、騒音やほこりの発生による迷惑も一度で済む
③雨漏りリスクを軽減!屋根の防水性・耐久性が向上する

天窓を撤去することで、雨漏りのリスクは大幅に減らせます。
しかし、重要なのは撤去後の防水処理をしっかり行うことです。
天窓の撤去は、屋根リフォームと同時に行った方が、防水性を確保しやすくなります。
天窓撤去のみの単独工事 | 屋根リフォームと同時施工 | |
---|---|---|
防水シートの効果 | 既存の屋根との接合部が弱点になりやすい | 屋根全体を新しい防水シートでカバーし、隙間なく仕上げられる |
雨仕舞い(あまじまい)の最適化 | 天窓周辺のみの補修のため、既存屋根の状態によっては不安が残る | 屋根全体の雨仕舞いを最適化し、長期的な防水性を確保できる |
屋根の耐久性向上 | 一部分の補修のため、既存の屋根の劣化が進むと再びメンテナンスが必要に | 屋根材を耐久性の高いものに変更できるため、長持ちしやすい |
「せっかく天窓を撤去したのに、数年後にまた屋根の補修が必要になった…」と後悔しないためにも、屋根リフォームと同時に天窓を撤去するのがおすすめです!
天窓の撤去でお悩みの方は「屋根リフォーム相談窓口」へ!
天窓の撤去は、単なる解体作業ではありません。
撤去後の防水処理や屋根全体の耐久性を考えずに施工すると、数年後に雨漏りや屋根の劣化が発生し、余計な出費がかかる可能性も…。
そんな不安を解決し、安心して天窓撤去を任せられるのが「屋根リフォーム相談窓口」です!
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