ドーマーの雨漏り対策はプロに任せて安心!4つのポイントを解説

yane_dormer

「屋根のアクセントとしてドーマーを設置したけど、天井にシミが…もしかして雨漏り?」
そんな心配をしていませんか?

ドーマーは雨漏りのリスクが高く、トラブルを放置すると建物の寿命にもかかわります。

では、どうやって点検すればいいのでしょうか?
雨漏りを防ぐには、どんなメンテナンスが必要なのでしょうか?

この記事では、ドーマーの雨漏り原因とその対策をわかりやすく解説します。

目次

ドーマーの雨漏り対策はプロにお任せ!4つのポイント

「鳩小屋」とも呼ばれる、屋根に取り付けられた小屋根付きの窓「ドーマー」

①5〜10年に1度の定期点検で異変を早期発見!

ドーマー点検 サイト写真トリミング
ドーマーのある屋根のメンテナンス

ドーマーの雨漏りを防ぐためには、5〜10年に1回のプロによる定期点検が効果的です。
さらに、台風や大雨の後にも、屋根にダメージがないか点検を依頼すると安心ですね。
プロの目で正確に診断することで、早期に劣化を発見し、雨漏りを未然に防ぐことができます。

どうして「5〜10年に1度」の定期点検が必要なのか?
ドーマーは屋根面を突き破って設けられているため、雨水が侵入しないよう防水材やシーリング材(コーキング)が複雑に施工されています。これらの材料は、5〜10年程度でひび割れや剥がれが起きやすくなるため、時期に合わせた定期点検が必要です。

②板金とシーリングの補修で雨水をシャットアウト!

劣化した部分をそのままにしておくと、隙間から雨水が侵入し、住宅全体のダメージにつながります。
ドーマーのトラブル防止で特に大切なのは「板金(ばんきん)」と「シーリング」のメンテナンスです。

ドーマー板金マーク
板金部分

谷板金や棟板金のメンテナンス

・サビ・腐食を確認します。サビが発生していたら、広がらないように早めに補修します。
・落ち葉やゴミを除去し、排水を妨げる詰まりを防ぎます。
・クギやビスの浮きを確認し、必要に応じて打ち直したり交換したりします。
・大きく損傷している場合は、板金自体を交換します。

窓サッシシーリング
シーリング材の充填

シーリングの打ち増し

・サッシまわりや屋根とドーマーの取り合い部分のシーリング(コーキングとも呼びます)を定期的にメンテナンスすることで雨漏りを防ぎます。
・窓枠周りは、基本的に「打ち増し」といって、既存のシーリングを撤去せずにシーリングを上から追加することで防水機能を保持します。
・劣化のサインが見られたら放置せず、すぐにシーリングを打ち増しすることで、雨水の侵入を防ぎます。

③ドーマーの雨漏りが深刻なら屋根リフォームで解消

ドーマーからの雨漏りが止まらなければリフォームも視野に

ドーマーの雨漏りが何度も発生している場合は、部分補修ではなく、屋根全体のリフォームを考えるタイミングかもしれません。
ドーマー以外でも雨漏りが発生している場合や、長期的にメンテナンスコストを抑えたい場合も、屋根全体のリフォームを考えるタイミングと言えます。

屋根のリフォーム方法

カバー工法(重ね葺き)
 既存の屋根の上から新しい屋根材を施工する方法。
  工期が短い
  廃材が少なくコストを抑えられる
  断熱・遮音効果もアップ

葺き替え工事
 古い屋根材を撤去し、新しい屋根に交換する方法。
  屋根全体を一新できる
  下地の状態もチェックできる
  住宅の寿命を延ばせる

屋根の状態や予算によって、適した工法を選びましょう。
迷ったら、専門業者に相談するのがオススメです!

④「ドーマーまわりの雨仕舞い」専門業者の選び方

ドーマーの雨漏り修理は、屋根工事の中でも高い技術が求められる作業です。
雨水を上手く誘導し、雨どいや地面などに受け流す「雨仕舞い」の施工技術が必要不可欠です。
誤った対策をとると再び雨漏りが発生するリスクが高いため、経験豊富な専門業者に依頼しましょう。

「ドーマーからの雨漏りを任せられる」業者選びのポイント
  • ドーマーの施工実績が豊富か?
    実際の施工事例を見せてもらいましょう。
  • 屋根全体の診断をしてくれるか?
    ドーマーだけでなく、建物全体の状態を点検してもらうことで、雨漏りの意外な原因を発見することもあります。
  • アフターフォローがしっかりしているか?
    施工後の保証やメンテナンスの有無を確認しましょう。

屋根リフォーム相談窓口では「ドーマーの雨漏り修理」施工事例が豊富です

屋根リフォーム相談窓口の加盟店では「ドーマーの雨漏り修理」の施工を数多く承っています。
一例をご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。

静岡県掛川市|「雨漏りを直してほしい」ドーマーのある屋根の板金がサビていました

藤枝市G様_屋根カバー施工前2
BEFORE
ドーマー施工事例トリミング
AFTER

「雨漏りしているので、直してほしい」とご依頼がありました。

さっそく現場に伺って屋根をドローンで撮影したところ、棟板金やドーマーの窓枠、屋根との取り合い部分に、かなり進行したサビが多数見られました。
目視でも点検し、細かい雨漏り原因も特定できました。

今回、ドーマー部分はもちろん、屋根全体を「屋根カバー工法」でリフォームし、雨漏りを解決することになりました!

藤枝市G様_屋根カバー_ルーフィング3

屋根カバー工法では、既存の屋根材の上に新しいルーフィング(防水シート)を施工していきます。

藤枝市G様_屋根カバー_雨仕舞い

ドーマーと屋根との接続部(「取り合い」と呼びます)が弱点になりやすいので、しっかりと板金を施工。現場で加工しながら取り付けます。

藤枝市G様_屋根カバー_ルーフィング4

屋根材本体を張ります。ドーマー付近の複雑な形状にも合わせていきます。

藤枝市G様_屋根板金_貫板取り付け2

屋根板金の土台となる貫板(ぬきいた)を設置します。ドーマーにも棟板金(むねばんきん)と呼ばれる高い位置の板金があります。雨漏りが再発しないよう、丁寧に計測してカットした木材を張ります。

藤枝市G様_屋根カバー施工後6

ドーマーのサッシまわりにシーリング材を充填して完成です。

プロでなければ原因特定は難しい!ドーマーの雨漏り場所は5か所ある

ドーマーから雨漏りする原因には、複数の部分が関係しているため、見極めが難しく、経験の少ない業者ではかえって被害を広げてしまうこともあります。
ドーマーからの雨漏りが発生する原因は、以下の5か所です。

ドーマーの雨漏り原因5か所マーク
  • 谷板金 (たにばんきん)… 雨水が集中し、錆びやすい
  • 棟板金(むねばんきん) … 風で浮きやすく、隙間から水が入る
  • ケラバ … 端部分で劣化しやすい
  • サッシまわり … シーリング(コーキングとも呼ばれる、ゴム状の充填材)の劣化で隙間ができる
  • 取り合い … 屋根とドーマーの接合部に隙間ができやすい

どうして、この5か所で雨漏りするのか?

ドーマー_谷板金_マーク
谷板金
❶谷板金:雨水が集中し、錆びやすい

ドーマー上部の両側にある金属です。
雨天時に水が流れる場所なのでサビや腐食が進みやすく、穴が開くとそこから雨水が侵入します
鳥のフンや細かい枝葉などで詰まると、水が流れず、雨漏りの原因になります。

ドーマー_棟板金_マーク
棟板金
❷棟板金:強風で浮いた場所から雨水が入りやすい

棟板金は、一番高い部分に取り付けられている金属製のカバーです。
ドーマーの棟板金は、 風の影響を強く受けやすく、棟板金が浮いたり飛ばされたりする ことがあります。

隙間ができると、そこから雨水が入り込み、内部の木材を傷める原因になります。

ドーマー_ケラバ_マーク
ケラバ
❸ ケラバ:紫外線や風雨にさらされ、劣化しやすい

ケラバは屋根の一番端にある部分です。
高所にあるため直射日光を長時間浴び、板金が紫外線で少しずつ劣化していきます。
風雨の影響を受けやすく、板金が浮いて隙間から雨水が吹き込むと、内部の構造材が傷む恐れがあります。
定期的な点検とメンテナンスで、早めの対処が大切です。

ドーマー_サッシ_マーク
サッシまわり
❹サッシまわり:窓枠の歪みやシーリングの劣化に注意

経年とともに窓の枠が歪むと隙間が生じやすく、雨漏りの原因になります。雨が降ると窓の周りが湿る、室内がカビっぽい匂いがする という場合は、サッシまわりの劣化を疑いましょう。

シーリングがひび割れたり縮んで隙間ができると、雨水が侵入して 室内の天井や壁にシミができることもあります。

ドーマー_取り合い_マーク
取り合い
❺ 取り合い:屋根とドーマーの接合部はリスク大

取り合いとは、 異なる建材が接する部分のことです。
ドーマーはこの取り合い部分が細かく複雑です。

新築時やリフォーム時に施工不良があって防水処理が不十分だと、この取り合いから雨水がじわじわ浸透し、内部の木材が腐食することも。
さらに、一度入り込んだ水が外へ排出されず、雨漏りが長期間続くケースもあります。

ドーマーのある屋根で雨漏りしたら、屋根リフォーム相談窓口へ!

ドーマーのある屋根は、デザイン性が高く魅力的な一方で、雨漏りのリスクが伴います。
「天井にシミができている」「ドーマーのある屋根裏部屋がカビ臭い」など、気になる症状がある場合は、早めに点検を依頼しましょう。

しかし、「どこに相談すればいいのかわからない」「悪徳業者に騙されないか心配」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

そんなときに頼りになるのが、 屋根リフォーム相談窓口 です!

ドーマー周辺の雨漏りは、経験豊富な業者に相談しましょう

屋根リフォーム相談窓口は、地域密着型の屋根リフォーム専門店が加盟しており、 ドーマーの雨漏りにも確かな技術で対応できます。

屋根リフォーム相談窓口なら「ドーマーの雨漏り相談」も安心

  • 経験豊富な屋根専門業者が対応!
    リフォーム業者でも対応が難しいドーマーの構造や雨仕舞いの知識が豊富です。
  • 的確な診断と適正価格での提案!
    →「板金の補修で済むのか」「屋根材の交換が必要か」など、本当に必要な修理だけを適正価格で提案するので安心です。
  • 地域密着でアフターサービスも充実!
    地元の業者だからこそ、 長く付き合える安心感があります。

静岡県内と八王子市で雨漏りの調査を実施しています

「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思っていても、実際には見えない部分で雨漏りが進行しているケースはよくあります。
特にドーマー周辺は屋根の継ぎ目や取り合い部分が多く、個々の場所の劣化に気づきにくいのが特徴です。

屋根リフォーム相談窓口では、静岡県内と八王子市のお客様を対象に雨漏りの調査を実施しています!

「うちのドーマー、大丈夫かな?」と少しでも不安がある方は、 屋根リフォーム相談窓口までご相談ください!

\ お電話・お問い合わせフォームで受付中! /

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この記事を書いた人

屋根リフォーム相談窓口のホームページをご覧いただき、ありがとうございます!
静岡県と八王子を拠点とした屋根工事の専門店5社で構成される当団体は、正しいリフォームを適正価格でご提供するために、工事の施工はもちろん、各工事のセカンドオピニオン、相談窓口として、地域貢献を目的に設立されました。
加盟店は、毎月、屋根工事に関する勉強会を行い、高品質で適正価格の屋根リフォームをご提供している地域密着の施工店ばかりです。
屋根のリフォーム、雨漏りでお困りの方、ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご相談ください!

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