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静岡県田方郡函南町の別荘地ダイヤランドでご依頼主様宅の化粧スレートの上にセネターで重ね葺き工事を行いました。
本日は静岡伊豆支部スルガ住研が施工させていただいたその時の様子を馬木がお伝えいたします。
現地調査
①ご提案
別荘地のお客様からのご相談で屋根からパラパラ破片が落ちてくるとご相談があり現地調査にお伺いいたしました。ドローンで現在の状態と屋根材の特定を行っていきます。既存の屋根材は旧クボタのコロニアルneo(現ケイミュー)の化粧スレート屋根材です。この屋根材はノンアスベストに切り替わった2001年〜発売されて現在は廃盤となっている屋根材になります。
強度を高めるアスベストが使用されなくなり耐久性の高い屋根材を作る技術がまだ低かっため、その頃のノンアスベストの屋根材は脆く割れやすいという特徴があります。現時点で数十枚の割れやカケが発生していました。この屋根材は塗装が不可のためカバー工法での重ね葺き工事をご提案させていただきました。
化粧スレートコロニアルNEOの上に天然石付きガルバリウム鋼板セネターをカバー工法で施工工程
①既存の棟を撤去します。
屋根材と屋根材を突き付けている部分に雨が入らないように棟が設置されていますが、カバー工法でも屋根材が棟に干渉するのでこの部分だけは撤去します。
②ルーフィングを張ります。
棟を撤去してフラットになるとルーフィング(防水シート)を軒先から張っていきます。張り終わると谷板金、軒先水切り板金の役物を取り付けていきます。
③本体を張っていきます。
軒先から順番にセネター本体をインターロック工法で仮止めしていきます。
台風に強いセネターの秘密はこのインターロック工法という施工方法です。屋根材1枚1枚をビスで垂直、水平の両方向から止めることで野地板と呼ばれる屋根の下地に固定します。風速70m/sにも耐えられ、下から吹き上げる風の力にも強さを発揮します。
④棟を取り付けます。
本体の張り合わせの部分に板金製の棟下地を取り付けたら天然石付きの共材である棟カバーを取り付けて本締めして完成です。
⑤完成になります。
棟を取り付けたら完成となります。
屋根材の色はサーブル(黒)ですが、他にもティーク(濃茶)オニキス(グレー)があります。
実際に使用する本体のサンプルがございますので天然石の質感や色合いなどを実際に見て触れて確認してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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