こちらは9月19日の午後に雹(ひょう)が降った時の様子です。
動画を見てもわかるように、大粒の雹が地面や車を打ちつけています。
所によってはピンポン玉程の大きな雹が発生した場所もあったようで、特に八王子市では広範囲に渡って雹が降ったようです。
皆様はご無事でしたでしょうか?
大粒の雹により、被害に遭われた御宅も多いかと思います。
実は雹などの自然災害で被災した場合、火災保険が適用されることをご存知でしょうか?
そこで今回は、雹災(ひょうさい)に遭った際に利用できる火災保険についてご紹介してきます!
実際に雹の被害に遭われた家の様子
八王子市で実際に雹の被害に遭われたT様邸の写真を撮影させて頂きましたので、紹介していきます。
(T様、大変な中ご協力頂きありがとうございました!)
2~3㎝程のサイズの雹が降っていました
こちらの写真をご覧ください。
洗濯バサミ程の大粒の雹が空から降っていました。
この大きさの雹が、数えきれないほど空から降っていたのです…恐ろしいですね。
実は雹は積乱雲が発達する5月~7月、10月頃に発生しやすく、そして関東地方は特に発生しやすいと言われています。
昨年も各地で雹災(ひょうさい)が発生しており、毎年発生する可能性がある災害のため、今のうちに知識を備えておきましょう!
カーポートの様子
雹の衝撃により、カーポートの複数個所に穴が開いてしまっています。雹の形がわかる程の穴ですね。
T様邸のカーポートの素材はアクリル屋根ですが、アクリルは年数と共に割れやすくなります。
不幸中の幸いで、車にはカーポートにより車には被害はなかったようですが、このままだとカーポート本来の役割を果たせない状態のため、早急に対処する必要があります。
T様には現在の主流である耐衝撃性の高い、ポリカーボネートのカーポートをおすすめしました。
雨樋の様子
こちらは雨樋の様子です。広範囲にわたり破損しているのが分かります。
T様邸の雨樋は塩ビ製(塩化ビニル樹脂製)で、軽くて安価なため人気がありますが、実は紫外線や雨風に弱く、衝撃に弱いというデメリットがあります。
そのため、今回のような衝撃の強い雹が降った際には、多くの家が被害に遭われることが多い箇所です。
雨樋に穴が開いた状態で放置してしまうと破損した穴から雨水が流れ落ち、外壁や地面に雨水が直接当たって汚れやカビが繁殖する原因になってします。そのため、早急な対処が必要です。
軒樋の様子
軒樋を正面から見た様子です。
所々、穴が開いており、被害の大きさが伺えますね。
下から見た軒樋の様子です。
軒樋も雨樋と同様、塩ビ製で衝撃に弱いという特徴があり、雹により破損してしまいました。
こちらも雨樋と同様、雨水が流れる通路が途絶えてしまっている状態であるため、早急に対処が必要です。
雹災(ひょうさい)での破損は火災保険が適用されます!
今回の雹による被害例を紹介してきましたが、皆さんのお住まいにも当てはまるものはございましたか?
しかし安心してください!雹などの自然災害で被害に遭われた場合には、火災保険が適用されるのです。
では、具体的に火災保険が適用されるにはどのような条件があるのか紹介していきます。
火災保険が適用される雹災の具体例
先程、カーポートや雨樋の被害の様子を紹介しました。これらも火災保険の適用対象なのですが、他にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
- 雹が窓ガラスに当たって窓が割れた
- 雹が当たって屋根瓦が割れた
- 外壁に破損や凹みができた
- 雹の影響でベランダの床が割れた
上記は数ある被害の一例のため、「もしかしてこれも対象になる?」と思われたら、一度保険会社やリフォーム会社に相談してみましょう!
雹災の火災保険の適用条件
それでは、具体的な保険の適用条件を紹介していきます。
適用条件①補修対象が災害によるものであるか
火災保険が適用されるのは、災害や不慮の事故によるものです。
そのため、例えば経年劣化や故意による破損は火災保険の対象にはならないためご注意ください。
また、契約されている保険の種類によっては「建物のみに適用されるもの」や「建物と家財それぞれに適用されるもの」など様々です。
契約されている保障対象によって保険が適用される範囲は様々なので、契約されてる内容をご確認ください。
適用条件②被災から3年以内かどうか
火災保険が適用できるのは、被災から3年以内の補修工事に限ります。
被災した直後は本当に大変な状況かと思いますが、「後で申請しようと思っていたら3年が過ぎていた」なんてことが起きないように、早めに申請しましょう!
適用条件③補修費用が火災保険の免責金額を超えているか
火災保険には「免責金額」というものがあり、補修費用がある一定の金額未満の場合は、自己負担となります。
保険会社によって設定できる免責金額が異なるため、契約されている火災保険の免責金額を確認しましょう。
お困りの際は、まずは無料見積もりを!
雹災による破損は、火災保険が適用される可能性があることを紹介してきました。
しかし、まだまだ不安な気持ちは完全には払拭できませんよね。
「本当に我が家は火災保険が適用されるのかな?」
「実際にどのような補修工事が行われて、いくら費用がかかるんだろう?」
といった不安を感じられている方は、まずは当社にご相談ください!
火災保険を利用した施工事例もございますので、アドバイスさせて頂きます。
また、ご相談やお見積りはもちろん無料で対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。