




今回は、足場解体時に発生した物損事故に伴う補修工事についての施工事例です。
本工事は屋根カバー工事完了後、仮設足場を解体する工程において発生しました。
経緯としては、屋根カバー工事および付帯工事がすべて完了し、足場解体作業を行っていた際、解体中の足場部材の一部が、付帯工事として施工していたバルコニー下部の板金部分に接触し、破損を招いたという内容です。
足場工事は作業性や安全性が高い反面、解体時には建物外装部への接触リスクが伴う工種でもあります。
通常、足場業者との連絡窓口は事務員が対応していますが、トラブルや事故発生時には現場責任者である私へ直接連絡が入る体制を取っています。今回も足場業者からの連絡を受け、速やかに現場確認を行い、即時対応を判断しました。
幸いだった点は、破損箇所が当社にて今回新規施工を行った板金部分であったことです。既存建材への被害ではなかったため、施工内容を再調整することで確実な復旧が可能でした。
現在の状態ではすでに防水処理が完了していたため、既存板金の撤去は行わず、上から新たに板金を被せる補修工法を採用しました。
補修に伴い板金寸法が一回り大きくなるため、仕上げ色は軒天と同系色の白色から、サッシと統一感を持たせた茶系色へ変更しました。外観バランスも良く、機能面・意匠面ともに問題なく、無事に補修工事を完了しています。
足場工事は、住宅リフォーム工事の中でも物損事故が発生しやすい工程の一つです。今回の件を教訓とし、足場業者とも改めて協議を行い、養生・解体手順・周囲確認の徹底を強く要請しました。
工事において最も重要なのは、事故を未然に防ぐ意識と、万が一発生した場合の迅速かつ誠実な対応です。
今後も施工品質の向上と現場管理の徹底を図り、安心して工事を任せていただける体制づくりを継続してまいります。
