
先日の休みにガラスの森美術館に行ってきました、私は普段から展示物を見るよりも建物や雰囲気を楽しむタイプで、この日も建物を見てふと思ったりしてた事を今日はご紹介致します、上の画像はとても風情があり誰もが格好良いと思うのではと思います、でもよく見て下さい。

屋根は水垢とコケで真っ黒で外壁も下屋根の水の跳ね返りなのか吸い上げかで真っ黒、でもコレはコレで風情があり良いんです、日本の今風の建物はピカピカが良いと言う考えで周りと同じ形の建物が皆ピカピカだと建物に手を掛けて無い風に見られるのが嫌なのかピカピカにしたがるのかな?とか考えてました、お客様からもよく屋根が真っ黒だから綺麗にしないと良くないですよね?と質問が有りますが、私は風情がありおかしくは無いですよと答えたりしてます。でもそこは好みなのでなんとも言えません。



コチラの軒ゼロ部分なんかも放っておいて、そこだけ真っ黒なのに何故かカッコいい、でもコレは日本でもモルタルとかジョリパット仕上げならこんな風に楽しめますが実際には軒ゼロにしておいて窯業系サイディングとか水に弱い素材にしてしまう設計士さんばかりなので、水を吸って壊れたりしてます、なんとかならないのかな?とか考えてた休日のひとコマでした。