こんにちは。東海住研現場管理の桑畑です。
現場調査
問い合わせ
会社に雨漏り修理の見積もり依頼がきて現場調査に行きました。
初めに築何年か、いつから雨漏りはしているか、どういう雨の降り方の時に雨漏りするか、今回の修理で何年くらい持たせたいかなどを聞き取りさせていただきました。1年前から雨漏りしだして修理後に20年〜30年は住みたいとの事でした。今までは屋根の大きな修理はしていないという事でした。
屋根に上がり
屋根に上がってみたらトタン桟葺き屋根が錆びてボロボロでした。
特に雨漏りしているベランダ下の谷樋(屋根の1番低くなっている雨水が貯まる箇所)は錆びてボロボロな上に雨量が多い時は溢れそうな位深さが低い物でした。(写真撮り忘れました。すみません)
屋根にのぼり気付きましたが隣のお宅のトタン桟葺き部は一年前に同じように雨漏りのため新規SGL(次世代ガルバリウム)を重ね葺きしていました。施主様に確認したら同じ年に家を建てて屋根材も同じで、雨漏りし始めたのも同じ頃との事でした。
ご提案
そこでお隣と同じように今の屋根材の上にSGL重ね葺きするお見積もりする事になりました。
今は使用していないベランダと重い温水器は撤去処分して、深さの低い谷樋の問題を解決させるため、現場の谷樋の上に新規谷樋を重ね、桟葺きの山に下地ラーチ合板を重ね、その上に新規ルーフィング施工する事により、現場の谷樋深さを深くする様なお見積もりする事になり、発注依頼していただきました。
施工開始
あっと言う間に新規屋根も葺き上がり屋根材を壁の中に入れ込みたいので、一度外壁剥がし屋根材立ち上がりつけてから、新規外壁張りしました。
この工程により壁際コーキングで納めないで立ち上がりを壁の中に入れれた為、年数が立ってコーキング劣化した所から水が入る事がありません。
最後に外壁の1番高い所に笠木(壁の上から水が入らない様にする蓋の役割)板金を被せ完了となります。
これで20〜30年間安心して暮らしていただけると思います。ありがとうございました。
